ご飯は好きだけど炊飯器って本当に必要なのかな?
同棲や一人暮らしの初期費用を抑えるために必要な家電や家具を選定することはとても大切です。
その中でも炊飯器を買うかどうか悩む人も多いのではないでしょうか。
私たちは朝はご飯派なので、同棲をするにあたって炊飯器を購入するか悩みました。
最終的には炊飯器を購入するのは諦めたのですが、この記事で炊飯器を購入しなかった理由と代用品として購入したものを紹介します。
ぜひ、炊飯器を購入しようか迷っている人の参考になれば幸いです。
同棲・一人暮らしに炊飯器はいらない?
炊飯器のメリット
簡単にご飯が炊ける
炊飯器を使えば、お米を洗って水を入れてスイッチを押すだけで簡単にご飯が炊けます。
また、予約機能がある炊飯器を使えば自分が食べたい時間に出来立てホカホカのご飯を食べることができます。
そして、保温機能を使えば仕事が遅く帰って来た日でも、ホカホカのご飯を食べることができます。
お米にムラができにくい
炊飯器は温度調整が自動で行われるため、お米が均一に炊けます。また、ご飯の炊き具合を自分好みに調整できるモデルもあります。
様々なモデルがある
炊飯器には、おかゆやおしるい。おこわなどの他の料理を炊くことができたり、ご飯の粘り気具合を変更できたりするモデルもあります。
特に象印の炎舞炊きシリーズの炊飯器は81種類もの炊き方を選択でき、その人が一番好きなご飯を提供することができます。
また、最近では炊飯器を使ったレシピなども増えてきているので、料理が好きで自分の料理のレパートリーを増やしたい方もおすすめです。
炊飯器のデメリット
スペースを取る
炊飯器は、一般的にはやや大きめの家電となります。
小さなキッチンや収納スペースに余裕がない場合は、スペースを取ってしまう可能性があります。
また、炊飯の際には高温な水蒸気が出るので、熱に弱い調理器具や食品の近くに置くことはおすすめしません。
電気代がかかる
炊飯器の電気代は使用頻度や機能によって異なりますが、
経済産業省の省エネ性能カタログ電子版(2023年2月1日)によると、炊飯器の年間消費電力量は、IH5.5合以上8合未満の場合は83.82kWh、年間の電気代の平均は2,263円となっています。
決して高くないお値段ですが、炊飯器の保温機能を使うと1時間あたり0.5円かかるので、
朝ご飯を炊いて夜まで保温機能を使っていると電子レンジでご飯を温め直す方が安くなるので、注意して使う必要があります。
購入のハードルが高い
炊飯器は1〜2人暮らしには3.5合〜4合炊きが一般的だと言われています。
価格ドットコムで3.5合炊きの炊飯器を調べると約1万円から2万5千円くらいの炊飯器が平均的になります。
価格が1万円以下の炊飯器もありますが、他の家電とは違いレンタルサービスや家電量販店で試すこともできないので、購入のハードルが高い商品です。
炊飯器の代用品
以上のように炊飯器のメリットとデメリットがあることがわかったので、私たちはまず価格の安い代用品で炊飯をしてみることにしました。
鍋
炊飯器の代用品としてよく挙げられるのが鍋です。
水の分量とお米を浸水させる時間を守っていれば、約20分ほどで炊き上げることができます。
萬古焼 ご飯土鍋 3合炊き 伊賀風 M4806は、価格も2,969円(2023年4月現在)で安く、お手入れも簡単なのでおすすめです。
私たちは約半年鍋でご飯を炊いておりましたが、特に不満は感じておりませんでした。
鍋を炊飯器として使用する際の注意点としては、保温機能がないので炊いたらすぐに冷凍庫にしまっておきましょう。
特に夏場はご飯も痛みやすいので、アツアツのうちにラップをし冷凍庫で保存をおすすめします。
メスティン
1合だけご飯を炊きたいときやそんなにご飯を食べる習慣がない方はメスティンがおすすめです。
アウトドアやキャンプで使われることが多いメスティンですが、自宅にガスコンロあれば十分家庭用としても使用することができます。
洗い物を増やしたくない人やものを増やしたくない人など、ご飯へのこだわりが少ない方はこちらを検討してみましょう。
また、防災用としてメスティンとガスボンベをセットで置いておくのも良いでしょう。
圧力鍋
私たちが炊飯器の代わりとして最終的に決めたものは圧力鍋です。
炊飯器とは違い、加圧調理や低音調理の調理法で知られる圧力鍋ですが、炊飯もすることできるものもあります。
圧力鍋があることで様々な調理方法ができるため、家電を増やさずに料理のレパートリーを増やすことができることに魅力を感じ、購入することに決めました。
私たちが利用しているRe・De・Potは炊飯なら3合で約25分ほどで炊き上げてくれます。
また、炊飯器と同じように保温機能もあるので、朝のうちに炊いておけばお昼も暖かいご飯を食べることができます。
私たちの場合は、まず圧力鍋でご飯を炊いて、その間に主菜や副菜の準備をしています。
炊き込みや玄米ご飯も炊飯器と同じようにふっくら炊きあげてくれます。
またこのRe・De・Potは釜の部分に1合ごとの水の分量が目盛りで記載されているので、計量カップが手元になくても使いやすいです。
炊飯器を買う時のポイント
ここからは私たちが炊飯器を購入するまでに考えた購入を決める時のポイントを紹介します。
使用頻度を考える
炊飯器は使用頻度に合わせて、適切なサイズを選ぶことが大切です。
上記に述べたように1人〜2人暮らしの場合は3.5合から4合程度の小型モデルがおすすめです。
ちなみに、私たちは毎日ご飯を食べるので1週間のうち3〜4回ほど炊飯し、炊いたご飯は冷凍保存するようにしています。
必要な機能を考える
ご飯の炊き上がりの品質が大事なのか、エコモードなどの節約を意識した機能が必要なのか炊飯器を調べる前に決めておくと、購入のしにh炊き上がりの品質は、ブランドやモデルによって異なります。
炊きあがりのお米の味や食感を確認することは難しいですが、価格ドットコムのような比較サイトの口コミを見て、自分の好みに合った炊き上がりの品質を選ぶことが大切です。
お手入れが簡単かどうかを確認する
炊飯器は、米汁などで窯が白くなりやすいので定期的にお手入れをする必要があります。
特に炊飯器の蓋と窯との隙間があるとそこにお米や埃が溜まりやすくなるので、購入の際にはお手入れのしやすさも考えて炊飯器を比べてみましょう。
以上が、炊飯器を買う際のポイントです。
これらのポイントを考慮し、自分に合った炊飯器を選びましょう。
また、毎日お米を食べる習慣のあるカップルはふたり暮らしでどれくらいのお米を消費するのかわからない方も多いでしょうはないでしょうか。
以下の記事では、ふたり暮らしのお米の消費量について紹介しておりますので、気になる方は是非併せてご覧ください!